読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Studio A.D.S.

おススメのマンガや好きなバンド、美味しいものから役立ちそうなことまで発信していきます。

【戦国にゃんこファンタジー!!】少年マガジンエッジ『猫ヶ原』を読む

辞めろ!今すぐ内定は全て蹴るんだ!<就活生

大変失礼しました。
さて、今回紹介するのはこの作品。

猫ヶ原(1) (マガジンエッジKC)

『猫ヶ原』

少年マガジンエッジ(講談社)にて、2015年10月号から連載の始まった本作は、『シャーマンキング』や『人間重機ユンボル』等を手がけた、武井宏之先生の完全新作です。

↓↓↓作品紹介
ヒトに飼われている猫の証……「鈴」。
野良の身でありながら、鈴を太刀にブラ下げるノラ千代は、
己が信念を貫くために不埒な世と心を斬る!
彼の向かわんとする先に見えるものとは?

(少年マガジンエッジHPより引用)

■戦国にゃんこファンタジーと言ったな、あれは嘘だ

いや、ほんとにそんなホンワカフワフワな内容じゃないんです。内容をざっくりといってしまえば、壮絶な過去を背負う凄腕剣客の野良猫が、敵を一刀両断する話。しかし、敢えて斬られる対象を「悪」と書かず「敵」と書いたのには理由があるんです。

『猫ヶ原』は、シンプルな勧善懲悪の物語ではありません。主人公・ノラ千代は、相手が「悪」だから刀を振るっているわけではないんです。あくまでも〝自分の信念を貫き通すため〟に邪魔な相手を斬ります。「元」飼い猫だったノラ千代は、その昔主人のために振るった刃を、今はどこまでも自分のために振るうのであります。

しかし、だからこそノラ千代の刹那的過ぎる生き方は、魅力的で〝粋〟にすら映るのかもしれません。この『猫ヶ原』は「ノラ千代」という、一匹の猫の一生を描いた壮大なドラマなのです。

■血生臭ささえ感じる戦闘シーン

本作は、とにかく血生ぐさい!! これは、誰が読んでもそう感じるのではないかと思います。これまでの武井先生の作品を読んだことのある方ならば余計にそう感じるのではないでしょうか?

少年誌という枷が解かれた著者の本気(闇)が伺える程に、『猫ヶ原』は出血しているのです。しかし、それで終わらないのが本作。斬り合いのシーンは流石のド迫力で、ノラ千代がきちんとブレずにダークヒーローをやっています。返り血を浴びたノラ千代は、ゾッとするほどにカッコいい!!

■最後に

『猫ヶ原』は、著者の他の作品を読んだことのある方にこそ読んでいただきたいです。そういえば、以前『ケモノ作品』について言及した記事がありましたが、これも立派なケモノ作品ですね。この『猫ヶ原』ですが、現在はコミックス最新2巻が発売中です。武井宏之先生の描く、一風変わったダークな世界に触れてみてはいかがでしょうか?

 


肥後ばいそん

↓↓↓今日紹介した作品

猫ヶ原(2) (マガジンエッジKC)

猫ヶ原(2) (マガジンエッジKC)

 

 

猫ヶ原(1) (マガジンエッジKC)

猫ヶ原(1) (マガジンエッジKC)

 

 ↓↓↓外部リンク